大腸にできるポリープです。良性でも大きくなるとがんになることがあります。
小さいポリープの場合、症状はありませんが、大きくなると出血することもあります。
大腸に発生する悪性の腫瘍で、食生活が欧米化した近年、増加しています。初期には症状はなく、進行すると出血による血便、下痢、便秘、便が細くなるなどの症状が現れます。
早期の大腸がんであれば、内視鏡検査時に切除可能です。
急性大腸炎と慢性大腸炎があります。急性大腸炎のほとんどは、感染性大腸炎です。慢性大腸炎の場合は、潰瘍やクローン病などが原因となります。症状は、腹痛、下痢、時に発熱を伴います。
慢性大腸炎の場合は症状が数ヶ月に渡ることもあります。
大腸の粘膜の広範囲に潰瘍ができる原因不明の疾患です。下痢、血便、粘血便、貧血、腹痛等の症状が出ます。また、発熱、食欲不振、体重減少、尿路結石、結膜炎、関節炎などの合併症を伴うこともあります。
肛門の一部に腫れができる痔核(いぼ痔)、肛門の付近が切れる裂肛(きれ痔)、肛門にあるくぼみから細菌が入り炎症をおこし、膿瘍を形成する病気です。
検査の3日前から、きのこ、コンニャク、海藻、根菜類等の消化に時間のかかるもの、腸内に残りやすいものの摂取は控えてください。
検査前日の夜9時頃、お渡しする下剤を服用してください。
前日、油っぽい食事はお控えください。
当日朝食を抜いて来院してください。水、お茶、スポーツドリンクは摂取していただいて大丈夫です。
朝8:00より、2リットルの水に溶かした検査前処置用下剤を約2時間かけて数回に分けて飲んでください。
(便に固形物がなくなり、透明感のある液体になれば検査可能です)
検査直後の車の運転は危険なので、お車での来院はしないでください。
受付を済ませ、検査までお待ちください。
受付を済ませ、クリニック内の個室にて、2リットルの水に溶かした検査前処置用下剤を2時間かけて数回に分けて飲んでください。
最終排便の性状チェックを行い、検査が正しく行える状態かを判断します。
(便に固形物がなくなり、透明感のある液体になれば検査可能です)
点滴開始し、麻酔をし、眠りにつきましたら、検査開始です。
検査は20分程度です。事前の説明でポリープの切除を行う場合は、時間が長くかかります。
検査終了後はリカバリールームにて麻酔が切れるまでゆっくり休んでください。
麻酔が切れましたら、検査結果を報告いたします。
※病理検査以外は即日検査結果がわかります。
下部内視鏡検査(大腸内視鏡検査)の注意
ポリープの切除を行った場合、切除部からの出血を防ぐため下記内容をお守りください。
検査中に麻酔を使用しますので、検査後に眠気が残る場合があります。
当日の、車、バイク、自転車の運転は控え、ご自宅でゆっくり休んでください。
大腸内視鏡検査時に発見したポリープは、その場で切除をすることができます。
詳しくは、検査前に説明いたします。
※ポリープの大きさ、形により、検査中に切除できない場合もあります。